幸せいっぱいで作った手作りいちご
現在、日本国内には美味しいものが溢れています
美味しいいちごも溢れています...
食べたときに過去の思い出や、大切な人との懐かしい思い出が思い出されて、懐かしい気持ちになったものってありますか?
クッピーラムネ、チロルチョコ、よっちゃんイカ、 etc.
それらは何故懐かしいのでしょうか?
味と共に、その時感じた懐かしい思い出が、心の中でよみがえるからなんですね
私の手作り「あい愛ファーム」のいちごは、大事な人と一緒に食べたときに、共に懐かしい思い出や気持ちを思い出すことができるいちごです
私が作るいちごのルーツは44年前にさかのぼります
まだ私が生まれてない頃、私の祖父がいちごを作り始めた頃から、この物語は始まります
祖父は約30年間いちご作りをやってきました
私は物心つく前からいちごをたくさん平らげてたらしいです(贅沢坊主ですね笑)
しかし、体力的な問題から祖父は18年前にいちご作りを止めてしまいました
それから十数年、祖父との思い出がつまっているいちごを再現したいと思っていました
また、多くの人に食べてもらい、私と同じように大切な人との懐かしい記憶を思い出してもらえたらなとも思っていました
そう思いつつも、企業に勤めアメリカの大学や大学院でバイオを学び、その専門家になって医療に貢献することに人生を捧げようと思っていました
しかし、やはり懐かしいいちごの味を再現したかったので、3年前に全てを捨てて地元に帰り、いちご栽培を始めました
始めた当初は、大学院まで出たのに百姓をするなんて言語道断だと周りに散々言われました
確かに、ただの百姓をやったのでは、今までの経験と知識がもったいない
しかし、農業こそがバイオの知識を最大限に行かせる職業だと思っている私
何故か?
人間も動物も植物も生物としては共通だと思う
生物なんて環境と遺伝子に左右されて生かされてるにすぎない
その環境と遺伝子の相互作用で自然は成り立っていることをつかんだ
→専門用語で”インタラクトーム”と呼ばれる
もし、そのインタラクトームの考え方を祖父のいちごに注入していったら……..いちごの世界、そして農業の世界が変わるかもしれない
また、あまり脚光を浴びていないバイオテクノロジーという分野が世間の注目を少しでも向けるかも
そう想いながら、いちご作りを研究し、そして畑で汗を流しております
中途半端だと周りから批判もくるけど、色々な想いを抱いて真剣に徹底的にやっているので、周りからの雑音も自然と消えました
人と人とのつながりが大事なこの時代
しかし、世の中にはまだまだ問題が山積みです
例えば
・食品偽装
・親子間の食事コミュニケーション
・値段だけが安ければいいという風潮
以上のような問題を解決する方法は農業をやることが一つの解決策だと思っています
作るところから、消費者に買ってもらい食べてもらうことができる業種はないですね
この人が食べるんだという想いで、生産者は作っているので食品偽装は考えられないです
消費者としても、食べ物がどういう気持ちで生産者に作られているかを想いながら食べるのでコミュニケーションにつながる
共感してくれて食べてくれるので安いか高いかの値段の問題ではなくなります
色々な想いを抱きながら日々いちご作りに励んでいます
そんないちご是非食べてみてください
もしこの文を読んだ日が6月から11月までのどこかだったら、12月の出荷開始まで待って食べてにきてください